花言葉は、『節約』。
古代ローマ時代に野菜として栽培され、以後、欧州大陸全域に重要な作物として伝わる。
朝に咲いて昼には、もう閉じてしまう。1日に5時間しか咲かない1日花のチコリ。
正確に5時間後に閉じる事から”花時計”として植えられることも。
チコリ(キクニガナ) キクニガナ属 キク科
Cichorium intybus L.
語源:ギリシャ語。
cichorium: kikhorion チコリ
intybus: entubion 野生のチコリ
【薬効】
胆汁促進・浄化・利尿・緩化剤などの効果がある。
肝臓疾患・リューマチ・痛風・内痔核に有効。
葉・花・種・根の全てが肝臓の病気に効き目がある。
皮膚病・黄疸などの治療にも使われる。
【利用法】 利用部位: 葉・花・根
〈料理〉 花や若葉はサラダに散らして。澄んだブルーの花の色で鮮やかに。
〈チコリコーヒー〉刻んだ根を炒ってコーヒーの代わりに。
〈便秘〉乾燥葉のハーブティーは緩化剤になる。食後に。
〈炎症〉腫れや赤みなどの炎症部位に、葉の浸出液を湿布に。
≪注意≫
過度の摂取は、食道・胃の炎症を引き起こす事がある。
胆石を生じやすい人は、医師の判断の元の利用。
2010年10月30日土曜日
2010年10月19日火曜日
クマツヅラ
花言葉は、『魔法』。
古代ローマ人は、このクマツヅラに魔力があるとして、「愛と美の女神ヴィーナスの草」と呼んでいた。
愛の炎を再び燃やすのに適したものと信じていた。
新年、元日には、幸福をもたらすとして、クマツヅラの花束を贈っていた。
クマツヅラ クマツヅラ属・科
Verbena officinalis L.
語源:ラテン語。 verbena: クマツヅラ
ケルト語。 ferfaen: クマツヅラ
【薬効】
鎮痙・鎮静・消化促進・発汗・利尿・乳分泌促進・子宮の刺激作用・通経などの効果がある。
精神消耗・うつ病・病後の回復期・喘息・偏頭痛・黄疸・乳分泌促進に内服する。
外用として、傷・湿疹・ただれ・神経痛・歯肉炎に有効。
【利用法】 利用部位: 地上部
〈お茶〉カップ1杯に対し、ティースプーン1杯のクマツヅラの地上部を、熱湯に10分浸し置く。その後、葉等を取り出し、毎食後に1杯。
〈ローション〉1/4Lの水に、スプーン2杯のクマツヅラの地上部を、10分間沸騰させながら煎じる。その後、草等を取り出し、冷ます。
〈うがい薬〉乾燥葉を浸出させた液で、喉の痛みがある時に。
〈お風呂〉煎じた液をお風呂に入れて入浴すると、神経疲労を和らげ、リラックス効果。
≪注意≫
妊婦・幼児は使用を避ける。
妊娠中は勧められないが、分娩中の子宮の収縮促進に使用される。
古代ローマ人は、このクマツヅラに魔力があるとして、「愛と美の女神ヴィーナスの草」と呼んでいた。
愛の炎を再び燃やすのに適したものと信じていた。
新年、元日には、幸福をもたらすとして、クマツヅラの花束を贈っていた。
クマツヅラ クマツヅラ属・科
Verbena officinalis L.
語源:ラテン語。 verbena: クマツヅラ
ケルト語。 ferfaen: クマツヅラ
【薬効】
鎮痙・鎮静・消化促進・発汗・利尿・乳分泌促進・子宮の刺激作用・通経などの効果がある。
精神消耗・うつ病・病後の回復期・喘息・偏頭痛・黄疸・乳分泌促進に内服する。
外用として、傷・湿疹・ただれ・神経痛・歯肉炎に有効。
【利用法】 利用部位: 地上部
〈お茶〉カップ1杯に対し、ティースプーン1杯のクマツヅラの地上部を、熱湯に10分浸し置く。その後、葉等を取り出し、毎食後に1杯。
〈ローション〉1/4Lの水に、スプーン2杯のクマツヅラの地上部を、10分間沸騰させながら煎じる。その後、草等を取り出し、冷ます。
〈うがい薬〉乾燥葉を浸出させた液で、喉の痛みがある時に。
〈お風呂〉煎じた液をお風呂に入れて入浴すると、神経疲労を和らげ、リラックス効果。
≪注意≫
妊婦・幼児は使用を避ける。
妊娠中は勧められないが、分娩中の子宮の収縮促進に使用される。
2010年10月11日月曜日
フェンネル
花言葉は、『精神の強さ』。
医学の父であるヒポクラテスは、フェンネルの種を母乳の分泌を促進させる効用があるとして、授乳中の女性に勧めていた。
フェンネル ウイキョウ属 セリ科
Foeniculum vulgare Miller.
語源:ラテン語。
Foeniculum: 小さな干し草(葉の香りが干し草を思わせる事から)
vulgare→vuigaris: 普通の、広く分布する
【薬効】
食欲増進・緩下作用・浄化・利尿・消炎作用・消化管機能改善・乳分泌促進などの効果がある。
フェンネルの種は、消化不良・鼓腸・吞気症を和らげる。
フェンネルで香りづけされたワインは、食欲不振の場合の食欲増進となる。
授乳中の女性は、乳汁分泌促進の為にフェンネルの種を噛むと良い。
【利用法】 利用部位: 種・葉・根
〈料理〉葉や種子は魚料理によく使われる。脂っこい肉料理にも良い。
花や葉は、そのままサラダやスープに散したり、野菜として炒めたり・茹でたりして頂く。
〈湿布〉ハーブティを目の炎症や疲れ目に湿布する。
〈お風呂〉ハーブバスとして葉・種子を利用する。美顔や全身ケア、そして痩身効果がある。
〈美容〉葉と種子を利用したフェイシャルスチームは、毛穴の奥まで浄化してくれる。
≪注意≫
妊婦は使用避ける。
いくつかの国では、フェンネルのエッセンシャルオイルは、処方箋がなければ入手できない。
医学の父であるヒポクラテスは、フェンネルの種を母乳の分泌を促進させる効用があるとして、授乳中の女性に勧めていた。
フェンネル ウイキョウ属 セリ科
Foeniculum vulgare Miller.
語源:ラテン語。
Foeniculum: 小さな干し草(葉の香りが干し草を思わせる事から)
vulgare→vuigaris: 普通の、広く分布する
【薬効】
食欲増進・緩下作用・浄化・利尿・消炎作用・消化管機能改善・乳分泌促進などの効果がある。
フェンネルの種は、消化不良・鼓腸・吞気症を和らげる。
フェンネルで香りづけされたワインは、食欲不振の場合の食欲増進となる。
授乳中の女性は、乳汁分泌促進の為にフェンネルの種を噛むと良い。
【利用法】 利用部位: 種・葉・根
〈料理〉葉や種子は魚料理によく使われる。脂っこい肉料理にも良い。
花や葉は、そのままサラダやスープに散したり、野菜として炒めたり・茹でたりして頂く。
〈湿布〉ハーブティを目の炎症や疲れ目に湿布する。
〈お風呂〉ハーブバスとして葉・種子を利用する。美顔や全身ケア、そして痩身効果がある。
〈美容〉葉と種子を利用したフェイシャルスチームは、毛穴の奥まで浄化してくれる。
≪注意≫
妊婦は使用避ける。
いくつかの国では、フェンネルのエッセンシャルオイルは、処方箋がなければ入手できない。
2010年10月4日月曜日
とうもろこし
豊かさ・肥沃さ・多産性のシンボルとして、アステカ・インカ・マヤなどの文明で、宗教的儀式・祭式に関係していた。
とうもろこし トウモロコシ属 イネ科
Zea mays L.
語源: zea ギリシャ語より: dzea: 穀物の品種
mays カスティーリヤ語より: maiz: とうもろこし
【薬効】
利尿・血糖値降下・胆汁分泌促進・尿路結石形成阻止・膀胱炎の時の鎮静などの作用がある。
尿道炎・前立腺炎・尿路結石・小児の夜尿症に有効。
また、痛風・水腫症・リューマチにも効く。
【利用法】 利用部位: 雌花の花柱の毛
〈お茶〉 1Lの水に対して30gの花柱の毛。
5分間沸騰させ、その後火を止め、10分間蒸らし置き、漉す。
カップ半分位を食間に。 1日に1Lの量を超えないこと!
とうもろこし トウモロコシ属 イネ科
Zea mays L.
語源: zea ギリシャ語より: dzea: 穀物の品種
mays カスティーリヤ語より: maiz: とうもろこし
【薬効】
利尿・血糖値降下・胆汁分泌促進・尿路結石形成阻止・膀胱炎の時の鎮静などの作用がある。
尿道炎・前立腺炎・尿路結石・小児の夜尿症に有効。
また、痛風・水腫症・リューマチにも効く。
【利用法】 利用部位: 雌花の花柱の毛
〈お茶〉 1Lの水に対して30gの花柱の毛。
5分間沸騰させ、その後火を止め、10分間蒸らし置き、漉す。
カップ半分位を食間に。 1日に1Lの量を超えないこと!
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