2012年7月4日水曜日

ひなげし(虞美人草)

ギリシャ神話では、収穫の女神デメテルに捧げられていた花。

ひなげし(虞美人草)   ケシ科・属
Papaver rhoeas

語源:ラテン語
Papaver: papa 幼児に与える粥の事で
催眠作用のあるケシの乳汁を混ぜて
幼児を寝かせつけていたと言う。

【薬効】
鎮静・鎮痙・鎮咳・催眠作用、また去痰・食欲増進作用がある。
神経が高ぶっている時などに、睡眠を促進してくれる。
又、インフルエンザ・気管支炎などの際に、咳を鎮めてくれる。

【利用法】
(お茶) カップ1杯に対して、ティースプーン1杯の乾燥花。
熱湯に10分浸し置く。その後、漉して、お好みでハチミツで味付けを。
就寝前に1杯。

≪注意≫
妊婦・授乳中の女性・幼児は利用を避ける。
シロップの服用で子供が中毒を起こした例が報告されている。

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