2012年7月20日金曜日

ナスタチウム(ノウゼンハレン)

Tropaeolum majus.L
キンレンカ科 ノウゼンハレン属

花言葉は『愛国心』。
南アメリカ、アンデス山脈が原産地。
俗名では、インディアンクレス、又、
ペルーのコショウなどと言われ、
辛しに似たピリッとした味がする。


語源:ラテン語
Tropaeolum: tropaeum トロフィー、戦利品。
戦場で勝利した際に、戦利品として獲った楯や兜を吊るしていた。
葉が楯、花が戦いの兜に似ている事より、この花を戦勝の印とした。
majus: major 大きい

【薬効】
鎮咳・痰の排出の促進・月経促進などの作用があり、又、自然の抗生物質としての成分も含む。
気管支炎や咳を鎮める。
葉にはビタミンやミネラルが多く含まれる。ビタミンCや鉄分が豊富。
ナスタチウムを利用したヘアローションは、髪の毛が抜けるのを減らし、毛が再び生えるのを促進する。又、頭皮に活力を与える。

【利用法】 葉・花・蕾
(お茶)カップ1杯のお湯にスプーン1杯の花・葉。10分浸す。
その後、漉してハチミツで味付けを。1日に3杯。食事時から時間を置いて。

(料理)花・葉はサラダやサンドウィッチに。
若い薄緑の種はケイパーと同じ様に酢漬けに。
クリームチーズに刻んだ葉を混ぜたり、卵料理に用いたりも出来る。

(園芸)ジャガイモやラディッシュの近くに植えると害虫から守ってくれる。
りんごの側に植えると、リンゴワタムシを防ぐと言われる。

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