2013年3月23日土曜日

カルダモン

Elettaria cardamomum Matton ショウガ科 ショウズク属

AD720年頃、中国で初めて薬用植物として名があがる。
インド・中国では古くから利用されている。
アーユルヴェーダでは、カルダモンは ela として知られる。
中東では、コーヒーに、このカルダモンを入れて飲用されている。


成分:エッセンシャルオル、カリウム、カルシウム、鉄分、亜鉛

【薬効】
消化促進・鎮痙・緩化作用・去痰・強壮(特に肺と腎臓に)などの作用がある。
消化不良、消化管機能の不全、気管支炎、鼓腸、食欲不振、痰の多い肺疾患、
嘔吐、吐き気の際などに効く。
又、加温性の性質より、悪寒の走る時、呼吸器系のトラブルなどの冬の時期に勧められる。

【利用法】
パン菓子、カレー、コーヒー、ピクルス、チョコレートを使った菓子類、
ミルクを使ったデザート、果物の砂糖漬けなどに。
インドで有名なチャイは紅茶・牛乳・香辛料で作られ、
その香辛料に、このカルダモンも入っている。
*コーヒーにカルダモンを加えると、一味違った風味で、私もお気に入りである。
消化に良い感じのする美味しさである。