Sesamum indicum ゴマ科 ゴマ属
胡麻は、種の栽培として初期に行われたものの一つ。
3600年前、古代メソポタミアで胡麻の栽培が行われていた形跡が残っており、
トルコでは、3000年以上も以前より、胡麻から抽出される油、胡麻油はよく知られていた。
中国では、少なくても5000年も前から、治療目的でこの胡麻が利用され、
古代ギリシャでは、戦士達に活力を与える為に供給されていたと言われている。
胡麻に含まれるカルシウムは吸収が良く、優れたエネルギー供給源である。
成分:蛋白質20%、脂質50%(その内不飽和脂肪酸が85%)、ビタミンA・B1・B2・B3・B5・B6・B9・E、ミネラル、微量元素(カルシウム、鉄分、リン等)等
【薬効】
滋養・強壮剤、病後の回復期、骨・歯の強化、乾燥した組織の湿潤、緩下剤。
腰・膝の痛みや弱りに効果もあり、皮膚・髪の状態を良くし、若ハゲや若白髪、咳、視力低下、目眩、耳鳴りにも良いとされる。
胡麻に含まれる成分の抗酸化作用が老化防止や心臓病にも良い効果を発揮してくれる。
含有成分であるレシチンは、脳の働きを良くし、記憶力を向上させる。
≪注意≫
胡麻アレルギーがある人は、使用を避ける。
また高カロリーなので、過剰摂取には気を付ける。