2012年1月11日水曜日

ホワイトバーチ

カバノキの一種で、ヨーロッパ北部・アジア北部・アイスランドに自生している。
シベリアの人にとって神聖なる木。
ホワイトバーチは、天と地を結ぶ軸を象徴している。
シャーマンの儀式の際には、空と太陽の入口を表す頂きに達するようにと、ユルトと呼ばれる遊牧民族のテントの中心に立てられる。
伝統的に、ホワイトバーチは、天からのエネルギーが降りてくる道と人々の願いが登っていく道を象徴している。

ホワイトバーチ          カバノキ科・属
Betula alba L. (Betula pubescens Ehrh.)   俗名: 光の木、英知の木

語源:ラテン語
   Betula: カバノキ  alba: 白い(樹皮が白い事より)

【薬効】
浄化・利尿・解熱作用の働きがある。
体内に溜まった余分なもの・毒素などを排出してくれる。
葉は、膀胱炎の際に、殺菌・抗炎症作用の働きがある。

【利用法】  新芽・樹皮・葉・樹液

〈樹皮のお茶〉熱がある時に (消化不良の時にも)
      1Lの水に対して半つかみの樹皮
      1日に2~3杯

〈葉っぱのお茶〉利尿・浄化・解熱作用に
       1Lの水に対して軽く1握り
       1日に3杯

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