Verbascum thapsus L. ゴマノハグサ科 モウズイカ属
花言葉は『道標』。
その昔、マレインの葉はランプの灯芯を作るのに利用され、
花穂は、パン屋が窯を温めるのに利用していた。
呼吸器疾患に効く代表的な7つの薬草の内の1つ。
(ウスベニアオイ、ひなげし、ニオイスミレ、マーシュマロウ、フキタンポポ、エゾノチチコグサ)
語源:ラテン語
Verbascum: barbascum 髭
植物全体が柔らかい綿毛に覆われている事から
【薬効】
鎮痛・抗炎症・炎症を緩和・治癒促進・湿潤・呼吸器疾患に効くなどの作用がある。
咳を鎮め、喉の炎症を和らげる。
声が出なくなる事、声のかすれ、喉頭炎、咽頭炎、気管炎、百日咳、扁桃炎、インフルエンザ、喘息、肺結核などに。
【利用法】 花・葉
(お茶)カップ1杯に対し、ティースプーン1杯の花。熱湯に10分浸し置く。
その後、何度か漉す。(綿毛があるため、喉をちくちくさせない為に)
ハチミツで味付けする。1日に2杯。
(湿布)せつ・ねぶとの様な腫れものに、湿布すると膿を促進し、膿きらせる。
1/4Lの水に対して、15gの葉。5分間煮る。
何度か漉し、少し冷ましてから湿布する。
(リンス)濃い花の浸出液は髪を艶やかにする。
≪注意≫
妊婦・授乳中の女性・幼児は利用を避ける。
種は有毒。
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