2010年5月11日火曜日

ペパーミント


花言葉は、”美徳”。
豊富に揮発性オイルを含んでいるミント類。
その代表的なものがメントール。これがミントの香りを特徴づけている。
この成分は、冷却性でもあり、同時に加温性でもある。
ミントの種類の中で、このペパーミントに際立って含まれている。

ペパーミント        ハッカ属 シソ科
Mentha x piperita L.


語源:ラテン語。 Mentha: ギリシャ神話の水の精メンテーより , piper: こしょう
            x:交配種を示す。
ペパーミントはウォーターミント(Mentha aquatica) とスペアミント(Mentha spicata)の交配種。 

【薬効】
鎮痙・消化機能促進・腸内ガスの排出促進・発汗促進・穏やかな麻酔作用、そして爽快な気分にさせてくれるなどの効果がある。
胃潰瘍・胃腸炎・過敏性腸症候群・疝痛・熱のあるインフルエンザ・風邪などに有効。
また、二日酔いによる吐き気や乗り物酔いにも効く。

外用として、副鼻腔炎・カタル・喘息・皮膚のかゆみ・火傷・白癬・神経痛・リューマチ、そして虫除けに。
*過剰摂取は粘膜に炎症を起こす。幼児には、どのような形でも与えてはいけない。

【利用法】
〈お茶〉カップ1杯にスプーン1杯の葉を、熱湯に10分浸しおく。
    その後、葉を取り出して飲む。1日に2・3杯。

〈ホットミントミルクティー〉牛乳200ccに刻んだ葉を大さじ1。安眠剤に。

〈料理〉冷たい飲み物・サラダに。

〈ポプリ〉乾燥葉はポプリとして利用。
     また、サシェに入れ、虫除けとしてタンスにどうぞ。

〈虫除け〉数枚の葉を枕の下に入れると、虫除けとなり、また安眠効果も。

〈化粧水〉1Lのお湯に15gの花と葉を15分浸したものを、化粧水として。
      毛穴を収縮させ、皮膚組織を引き締める効果がる。

≪注意≫
エッセンシャルオイルは、妊婦・授乳中の女性・7歳以下の幼児・また癲癇患者は、使用を避ける。


 

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