2010年5月18日火曜日

コンフリー

かつて、負傷した兵士の傷を癒すのに、このコンフリーの根が使われていた。
コンフリーには、アラトインとピロリジンというアルカロイド類が含まれており、
アラトインは、細胞の再生を活性化する働きがあり、化粧用クリーム・傷薬のクリームなどに利用されている。

アルカロイド類は、肝臓障害と腫瘍を引き起こすため、内服は避ける。

コンフリー              ヒレハリソウ属 ムラサキ科
Symphytum officinale L.        俗名:傷のハーブ 、ロバの耳

語源:ギリシャ語。 symphy: 結合する 
   ラテン語。  officinale: 薬用の

【薬用】
抗炎症・傷の治癒・細胞組織の修復などの効果がある。
肌のトラブルである、できもの・せつ・あかぎれ・乾癬・湿疹・ただれ、また、やけど・ちょっとした傷・捻挫・すじ違い・腱炎・静脈瘤・静脈瘤潰瘍・関節炎・内痔核・骨折・授乳中の乳房痛などに効く。

≪注意≫
アルカロイドを含有しているため、内服は禁止。

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