2012年9月21日金曜日

メマツヨイグサ(イブニングプリムローズ)

Oenothera biennis L. アカバナ科 マツヨイグサ属



ヨーロッパでは、昔、田舎でこの植物の根を食用として利用していたと言う。
種子から採れるオイルには、豊富なガンマリノール酸(GLA)が含まれる。
このGLAはホルモン系の調整作用となる。
ボリジや黒スグリの種子にもこのGLAが含まれている。

語源:ギリシャ語 Oenothera : oenos- ワイン、 
         thera- 動物・獣・家畜
   ラテン語  biennis: 二年草の

ある古い伝説、この植物の根を浸けた赤ワインを野生の動物に飲ませ、手なづけていたと言う。

【薬効】
化粧品として利用され、月経サイクルを正常にする作用がある。
肌の柔らかさや弾力性を向上させる働きがある。
更年期障害や湿疹・ニキビ・もろい爪にも有効。

【利用法】花・オイル
(料理)花は茹でて、あえものに。

(シロップ)花のシロップは咳に効く。

内服用オイルは、カプセルで売られている。

≪注意≫
妊婦・授乳中の女性・癲癇患者の人は利用を避ける。
また少し体重の増加を引き起こす事がある。





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