2011年3月2日水曜日

アニス

最初にアニスをスパイスとして栽培し利用したのは古代エジプト。
その後、ギリシャ・ローマ・アラブに伝わっている。

アニス             セリ科 アニス属
Pimpinella anisum L.

語源: ラテン語とギリシャ語 
 anisum(ラテン語): anison(ギリシャ語)噴出させる(緩化剤としての薬効の強さから)

【薬効】
鎮痙・緩化剤・消化促進・乳分泌促進などの効果がある。
種子は、出産したばかりの女性の乳分泌を促進させる。
一般に、種子は吞気症・胃腸内のガス貯留・消化不良に効く。

【利用法】
〈リキュール〉40gのアニスの種子、2gのシナモン、
       500gのサトウキビのシロップ、1Lの40°の蒸留酒
     アニスの種子・シナモンを蒸留酒に浸け、そのまま1カ月おく。
     その後、種子とシナモンを取り出し、シロップを加える。
     出来たリキュールをビンに詰め、よく振り、保存する。食後に1杯。

≪注意≫
妊婦は使用避ける。
また過剰摂取は、精神錯乱や痙攣を引き起こす可能性がある。

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