2010年2月12日金曜日

ローズマリー

花言葉は『記憶』。
古い伝説によると、聖母マリアがエジプトに逃れる際に、彼女がまとっていた紺碧色の美しいマントを無くしてしまう。この聖なる服が、ある花に覆われた低木の茂みに引っかかり、その茂みの小さな花々は、聖母マリアに敬意を表して、セルレアンブルー(柔らかい青・透き通った美しい青)をまとようになったとか。。

記憶・友情・誠実のシンボルであるローズマリー、ヨーロッパでは、昔、若い新婚夫婦が婚礼の儀式や祭りの際に、ローズマリーの冠を被っていた。

ローズマリー
Rosmarinus officinalis L.    俗名:海のバラ

語源:ラテン語。 ros: 露 ,  marinus: 海の、海辺の 


【薬効】
ローズマリーは万能薬として知られ、鎮静・鎮咳・腸内ガスの排出の促進・胆汁の増進・消化促進・月経促進・強壮等の効果がある。
肝不全・精神的又は身体的過労・発熱・精神不安定・不眠等にも効果がある。
*ただし、過剰摂取は、痙攣、妊娠中の場合は流産の原因となる。
 
【利用法】
〈お茶〉カップ1杯に対して、ティースプーン1杯の葉を熱い湯と共に入れ10分煎じる。
    その後、葉を取り出し、お好みでハチミツや砂糖で味を調節する。食後にどうぞ。
 
〈料理〉生又は乾燥葉をお肉料理・魚料理・ジャガイモ料理・スープ・シチューの香味料に。
    ビスケットやジャム作りに粉末を。ワイン・オリーブオイル・お酢等に浸しても。

〈美容〉お風呂に乾燥葉250gを入れる。血行を良くし、肌を活性化してくれる。

〈マッサージ〉ローズマリーオイルは、リューマチの痛み・関節炎・神経痛を和らげる。

〈焚く〉 樟脳の香りを持つローズマリーは教会や病院などで、空気を清浄化するために焚かれていた。

≪注意≫
エッセンシャルオイルは、妊婦・授乳中の女性、幼児は使用禁止。

0 件のコメント:

コメントを投稿