2010年9月14日火曜日

きんせんか


古代より、薬用ハーブとして、食料品・化粧品・布地などの着色料として利用されている。
古代エジプトでは、若返りの薬として。
きんせんかの花びらは、サフランの代用としても利用される。

きんせんか     キンセンカ属 キク科
Calenduia officinalis L.

語源:ラテン語。
   calendoe: 古代ローマ時代、月初めの一日に咲く花より。
   officinalis: 薬用の

【薬効】
殺菌・傷の治癒・止血作用などの効果がある。
また、無月経や月経困難症などの場合に月経を整える作用がある。
そして、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の治癒効果がある。

外用として、膿をもったできものやはれもの・やけど・日焼け・傷・ひび割れ・あかぎれ等に効く。

【利用法】
〈お茶〉カップ1杯にスプーン1杯の花びら。熱湯に10分浸しおく。
    ハチミツ等で味付けし、1日に3杯。食間に。

〈炎症〉新鮮な葉の浸出液を湿布に。

〈料理〉花びらをサラダやパン・クッキーに。
    米料理やスープに、サフランの代わりとして。

≪注意≫
妊婦・授乳中の女性は利用避ける。

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