2011年11月15日火曜日

セージ


花言葉は『尊敬』。
古代ローマの人々は、セージは高く評価し大事にし、
万能薬として考えていた。
彼らにとっては、救世主のセージであった。

セージ      シソ科・アキギリ属
Salvia officinalis L.
俗名:聖なるハーブ、ヨーロッパのお茶

語源:ラテン語
   Salvia: salvare 救う,
   officinalis: officina 薬用の、薬効のある

【薬効】
鎮痙・抗発汗・強壮・月経促進(改善)・消化促進・健胃などの作用がある。
発汗過剰(寝汗など)・更年期障害・生理不順・消化不良・乳分泌過剰の場合に有効。

【利用法】 花・葉
〈お茶〉コップ1杯に対しティースプーン1杯のセージ
    熱湯に10分浸す。その後、漉してハチミツで味付けを。
    毎食後に1杯。または、寝汗過剰の場合には、夜寝る前に1杯。

〈料理〉花はサラダに。
    葉は肉料理(鶏・豚・魚・レバー料理など)に、臭みをすっきりさせる。
    お酢やチーズ・バターに入れても楽しめる。

〈リンス〉濃いセージのお茶は白髪や濃毛を防ぎに。

〈おふろ〉筋肉痛の際に、セージを浮かべて。

〈うがい液〉喉が痛い時に、濃い浸出液でうがいを。
      口臭予防にもなる。

≪注意≫
妊婦・授乳中の女性(乳分泌を減少させる)・幼児は利用避ける。
人により、いらいらや神経の高ぶりを引き起こす場合がある。

過剰摂取・長期間の使用は有毒。

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