2013年11月15日金曜日

唐辛子

Capsicum frutescens ナス科 トウガラシ属

起源は、南アメリカ。
アズテク人は、料理に唐辛子を利用し、チョコレートソースに加えたりし、
インカでは、神への捧げ物や、儀式、又、お墓の装飾に利用していた。
コロンブスは、唐辛子を1526年にスペインにもたらし、一気に世に広まることとなった。
ピリッとする刺激成分は、アルカノイドの一種カプサイシンによるもので、
この成分は、ある一つの遺伝子の有無で決まり、その遺伝子がないものは甘い種となる。


成分:カプサイシン(アルカロイド)、ビタミンA・C、脂質、カロテノイド(抗酸化作用)

【薬効】
血液の循環、消化機能、新陳代謝、発汗を促進し、殺菌効果、感染症の際にも効果がある。
冷え性の場合、体を温めたり、便秘の際にも有効である。
脂肪を燃焼させる作用もあり、痩身効果もある。
最近の研究により、カプサイシンには、抗ガン作用があるとされる。

≪注意≫
粘膜との接触には気を付ける。特に目には注意。痒みを引き起こす。
料理で利用する際にも、触った後は、石鹸でよく手を洗い、注意する。
人によっては、手をヒリヒリさせて、炎症を引き起こす事がある。
潰瘍のある方は、利用を避けた方が良い。

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