2010年5月4日火曜日

桜桃の木(セイヨウミザクラ、スミミザクラ)

Prunus の仲間には、梅を初め、桃・アプリコット・プルーン・アーモンドなどがあり、薬用として鎮咳・緩化剤・利尿・下剤・解熱・発汗促進などに、古くから利用されている。

サクランボの蒸留酒として知られるキッシュは、Prunus avium L. 小粒で甘い黒い野生の桜桃から作られる。

桜桃の木    サクラ属 バラ科
Prunus cerasus L. (Cerasus vulgaris L.)

語源:ラテン語。 prunus: スモモの木 , cerasus: セラスス 又は セラソントという桜桃の木を持ち帰った古代ローマの将軍の名より


【薬効】
利尿・緩化剤・泌尿器系の鎮静などの効果がある。
サクランボの花柄の部分は、痛風・水腫症そして尿管結石症などの症状に、
浄化剤・利尿剤として効く。
サクランボの実は、便秘の時に、緩化剤として有効。

【利用法】
〈お茶〉利用前に花柄を12時間、水の中に浸しておく。
    その後、その花柄を取り出し、スプーン1杯の花柄に対して1/4Lの水で5分間煮る。
    その後、火を止め、そのまま10分置き、花柄を取り出す。1日に3杯。食間に。

≪注意≫
花柄は、妊婦・授乳中の女性・幼児は使用を避ける。

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