2010年5月7日金曜日

レモンバーム

”脳の特効薬”と言われ、脳の働きや記憶力を高め、憂鬱な気分を払ってくれるハーブ。
レモンバームのハーブティーは、長生きのハーブティーとしても知られる。

中世では、寝る前に、このハーブティをハチミツで味付けし、よく飲まれていたと言う。

レモンバーム        俗名:フランスのお茶
Melissa officinalis L.           セイヨウハッカ属 シソ科

語源:ギリシャ語。 Melissa: みつばち

【薬効】
消化促進・鎮痙・鎮静・発汗・強壮、また腸内ガスの貯留の排出を促進する効果がある。
風邪・頭痛・不眠・呑気症・消化不良・吐き気などに効く。
鎮静・鎮痙効果により、心配症・神経的発作(ヒステリー)・激情的に泣くような身心状態・過労・過剰な興奮などの場合に、神経組織を強化してくれる。

また、ヘルペスのウイルスに効く抗ウイルスの作用を持つ。

【利用法】
〈料理〉生の葉は、サラダ・スープ・ソース・ハーブ酢・ドレッシング・オムレツ・鶏や魚料理に。
また、冷たいお菓子や飲み物にも利用され、ゼリー・ジャム・プディング・ババロア・フルーツパンチにも、どうぞ。
お手軽に、ヨーグルトやオレンジジュースにも浮かべてどうぞ。

〈蜂刺され〉ミツバチやスズメバチに刺された時に、針を取り除いた後に、レモンンバームの新鮮な葉をもんで傷口に。

〈美容〉乾燥肌をしっとりさせ、シワの予防に。
    1Lのお湯に、葉を芽10gを浸す。それを漉したものを冷やし利用。

〈お風呂〉葉を湯船に浮かべて、身心をリラックス。肌をなめらかにしてくれる。

〈リンス〉葉の浸出液は、油っぽい髪用のリンスに。しっとり効果。

≪注意≫
妊婦・授乳中の女性・幼児、また甲状腺機能の不全の人は使用避ける。

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