2010年10月11日月曜日

フェンネル

花言葉は、『精神の強さ』。
医学の父であるヒポクラテスは、フェンネルの種を母乳の分泌を促進させる効用があるとして、授乳中の女性に勧めていた。

フェンネル        ウイキョウ属 セリ科
Foeniculum vulgare Miller.

語源:ラテン語。
   Foeniculum: 小さな干し草(葉の香りが干し草を思わせる事から)
   vulgare→vuigaris: 普通の、広く分布する

【薬効】
食欲増進・緩下作用・浄化・利尿・消炎作用・消化管機能改善・乳分泌促進などの効果がある。
フェンネルの種は、消化不良・鼓腸・吞気症を和らげる。
フェンネルで香りづけされたワインは、食欲不振の場合の食欲増進となる。
授乳中の女性は、乳汁分泌促進の為にフェンネルの種を噛むと良い。

【利用法】 利用部位: 種・葉・根
〈料理〉葉や種子は魚料理によく使われる。脂っこい肉料理にも良い。
 花や葉は、そのままサラダやスープに散したり、野菜として炒めたり・茹でたりして頂く。

〈湿布〉ハーブティを目の炎症や疲れ目に湿布する。
 
〈お風呂〉ハーブバスとして葉・種子を利用する。美顔や全身ケア、そして痩身効果がある。

〈美容〉葉と種子を利用したフェイシャルスチームは、毛穴の奥まで浄化してくれる。

≪注意≫
妊婦は使用避ける。
いくつかの国では、フェンネルのエッセンシャルオイルは、処方箋がなければ入手できない。

0 件のコメント:

コメントを投稿