2010年10月30日土曜日

チコリ(キクニガナ)

花言葉は、『節約』。
古代ローマ時代に野菜として栽培され、以後、欧州大陸全域に重要な作物として伝わる。

朝に咲いて昼には、もう閉じてしまう。1日に5時間しか咲かない1日花のチコリ。
正確に5時間後に閉じる事から”花時計”として植えられることも。

チコリ(キクニガナ)             キクニガナ属 キク科
Cichorium intybus L.

語源:ギリシャ語。
cichorium: kikhorion  チコリ
intybus: entubion  野生のチコリ

【薬効】
胆汁促進・浄化・利尿・緩化剤などの効果がある。
肝臓疾患・リューマチ・痛風・内痔核に有効。

葉・花・種・根の全てが肝臓の病気に効き目がある。
皮膚病・黄疸などの治療にも使われる。

【利用法】 利用部位: 葉・花・根
〈料理〉 花や若葉はサラダに散らして。澄んだブルーの花の色で鮮やかに。
 
〈チコリコーヒー〉刻んだ根を炒ってコーヒーの代わりに。

〈便秘〉乾燥葉のハーブティーは緩化剤になる。食後に。

〈炎症〉腫れや赤みなどの炎症部位に、葉の浸出液を湿布に。

≪注意≫
過度の摂取は、食道・胃の炎症を引き起こす事がある。
胆石を生じやすい人は、医師の判断の元の利用。

0 件のコメント:

コメントを投稿