2010年4月23日金曜日

プルモナリア

プルモナリアの葉が、肺の胸膜に似ていることから、
肺・呼吸器系の疾患に効く薬草として知られる。
植物の形態・植生地などは、ある意味を持ち、
天地からのある種の啓示が隠されているという思想がある。
これを「特徴説」といい、類似学の一説で、16~17世紀のヨーロッパで盛んになった。

プルモナリア
Pulmonaria officinalis L.      俗名:肺に効くハーブ、イエルサレムのセージ

語源:ラテン語。 pulmo: 肺 , officinalis: 薬用の

【薬効】
収斂作用・利尿作用・発汗促進・呼吸器系疾患に効くなどの効果がある。
気管支炎・喉頭炎・咳・結核などの呼吸器系疾患に。
また、下痢にも有効。

【利用法】
〈お茶〉ティーカップ1杯に、スプーン1杯の葉。熱湯に10分蒸らす。
    その後、葉を取り出し、ハチミツで味付けを。1日に3杯。

〈料理〉花は、サラダや飲み物に。若葉は、サラダやスープに。

≪注意≫
妊婦・授乳中の女性・幼児は使用避ける。
肌に触れると、皮膚がかぶれたり、アレルギーを起こすことがある。

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